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ジュニア・パンアドバイザーコース 受講体験レポート
講座イメージ
2011年3月26日(土)ジュニア・パンアドバイザーコース渋谷10期の講座体験レポートをご紹介します。
体験レポートの他に、受講のきっかけなどのご意見も一緒にご覧ください!

1講義目:パンの原料と製法

パンに必要な原材料やパン作りの三大原則について、パンの基礎知識を詳しく学びました。
小麦粉に含まれるグルテンの量や灰分量によって、これほど違いが出るとは驚きました!
シンプルな材料を使用するが故に、その一つ一つの成分が味に大きく反映するということが、当り前のことながら目からうろこでした。
また、パンの良し悪しの見分け方や保存方法など、生活の中ですぐに役立つ情報満載でとても有意義な講義でした。

2講義目:パンの歴史

同じ原料を使って、世界各国ではどのようなパンが生まれたのか。そして、様々な種類のパンが生まれた背景には、その国の地域古来の食文化という「伝統」が受け継がれているというお話がとても興味深かったです。
また、日本にパンが伝来した時期や「パンの日」が存在することを初めて知りました。当り前のように馴染んでいる食べ物ですが、ここに至るまでのストーリーを知り、日本人の知恵の素晴らしさや魅力を改めて感じさせられました。
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3講義目:パンの表示の読み取り方

ここでは、パンに含まれる成分の読み取り方を学びました。
中でも、食品添加物の話がとても興味深かったです。食品添加物を入れる理由は何なのか?その数値とは?など、何だか難しそうな授業に聞こえますが、多くの人が興味関心を持っていたことでもあるせいか、とても親しみを覚える講義でした。

4講義目:私のパン記録「モン・カルネ」

最後はお待ちかねの、「モン・カルネ」の時間です。
授業では、グループに分かれて、数種類のパンを食べ比べながら、感想を記していきます。
同じバケットでも、お店によってこんなにも違いがあることに驚きの声があがっていました。
グループ内で、自分の好きなパンについてあつく語り合う姿が、とても和気あいあいとしていて楽しい授業でした。パンの味は人によって好みが分かれるので、自分が好きなパンであっても、第三者が同じように美味しいと感じてくれるとは限らない。もし売る立場にいた場合には、その人のパンの好みを知った上でオススメすることが大事だと思いました。
課題としても出された「モン・カルネ」ですが、パンを食べるたびにこうして記録に取りためていくことで、自分の好みのパンとの出会いが増えていくと思います。自分自身の好みを知ることの重要性を感じさせられました。

レポート:10期受講生 木下さん

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受講アンケート

受講のきっかけ

野菜ソムリエの勉強の際、食材を「ただ美味しく食べる」だけではなく、きちんと「知って食べること」の重要性を強く認識しました。パンを購入する際も、「何故そこのパンが好きなのか?」というとことまで掘り下げて考えてみたいと思ったことがきっかけで受講しました。

講座受講後に変わったこと

受講後は、パン購入時に「どこの国のパンだろう?」とか、「配合はどうだろう?」「どんな食材と合わせて食べたら美味しいだろう?」ということを意識するようになりました。また、パンに適した保存方法や固くなったパンの再利用方法も参考にしています。今まで不適切な場所に保存していた自分自身を振り返ると、何だか恥ずかしくパンに申し訳ない気持ちになりました。

今後の夢

今まだスタート地点に立ったに過ぎませんが、今後はパンを「意識して」食べ比べ、自分の食事に合わせたパン選びが出来ればと思っています。そして、主宰しているお料理教室でも「何故このお料理にこのパンを選んだのか」というお話をしていこうと思います。

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